シュトレン




シュトレン、ドイツのクリスマスを迎えるお菓子として皆さんご存知ですね。

ドイツ菓子は不案内だったのですが、ドイツ帰りの方から是非にと言われて試作を繰り返してきました。

ドイツ人パティシエのウォルフガング・ポール・ゴッツェ氏に教わったものです。

足かけ5年もかかってしまいましたが、その間ずっと待っていてくださった方の情熱に押されて、ようやく自信の持てる物が昨年できあがりました。

得も言われぬ複雑な香り、絶妙な口どけ、深い、しかし軽やかな味わい、一切れ食べたらもう一切れ、もう一切れと、手が止まらなくなりそうです。ドイツ菓子もすごいなぁと思わされました。


‘日本人の好みに合うしっとりしたシュトレン’? そんなことはしません。

ゴッツェ氏が受け継いだ伝統と氏の想いを伝えることだけ、ただそれだけを思って作りました。